Q9 体育以外の教科はどうでしょうか。

A9
 94年に家庭科の男女共修が実施されてすでに15年がたちました。最近の家庭科の授業は、1年次に2時間、家庭基礎という科目を学んでいます。6月には近隣の保育園に協力を得て、各クラス1回ずつ園を訪れて、「ふれあい育児体験」を行っています。幼い子供と接することが少ない生徒たちにとって、多くのことを学ぶ有意義な機会になっているようです。また被服実習では、リバーシブルのペットボトルカバーをミシン縫いと手縫いで作製しています。

 昔はゴキブリホイホイが置いてある、石のシンクの調理実習室でしたが、今はステンレス製のきれいな実習室です。第4回の実習では、コーンスープの粟米湯や牛乳寒天の?豆腐に加えて、主菜を自分たちで自由に考え、男女で協力して、麻婆豆腐やチンジャオロース(青椒肉絲)餃子などをレシピに従って作っているそうです。

 平成21年度 調理実習内容
  1 お菓子作り:マドレーヌ・わらびもち
  2 和食:親子丼・きんぴらごぼう・えのきと油揚げの味噌汁
  3 洋食:マカロニグラタン・ポテトサラダ・ベジタブルスープ
  4 中華:粟米湯(スーミータン)・?(ナイ)豆腐・ご飯・主菜1品(自由献立)


 ほかに、昔とは異なる授業と言えば、1年入学時に、音楽・美術・書道から1つを選ぶ芸術と同様、体育も、1年入学時に柔道かダンスを選びます。男子でダンス、女子で柔道を選ぶ者もいて、週1時間それぞれの科目に取り組んでいます。

 また、03年より実施された教科情報は今まで1・2年に分割して学んでいましたが、09年から1年で2時間学ぶことになりました。ネットワークやハード、デジタル化の仕組みの理解だけでなく、モラルの学習も並行して行われています。コンピュータ実習では1人1台のパソコンで実習しています。高校入学時点で、すでにプログラムを組むこともできるヘビーユーザーの生徒から、キーボードを打つのがきわめて苦手な生徒まで、大きな差があります。最低限は使えるようにしようと、09年は、毎回授業の最初に10分間の入力練習を取り入れたそうです。10分で40字そこそこだった生徒が、1年たって6倍以上のスピードで打てるようになったのを始め、ブラインドタッチをマスターした生徒も出てきて、毎回記録した10分間の文字数の伸びが成長記録のようで、生徒達には好評だったとか。以前から保健などの授業でコンピュータ室を活用していましたが、さらに、現代社会のディベートの資料を、プレゼンテーションソフトで提示したり、文書作成ソフトや表計算ソフトを駆使して、グラフやレイアウトの美しい家庭科のレポートを提出したりと、早速応用する生徒も増えてきているそうです。